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人材開発領域における新会社の設立について
~NECグループの新たな成長に向け人材開発体制を強化~

2005年06月20日
日本電気株式会社

NECではこのたび、NECグループの新たな成長に向けた人材開発体制の強化と、お客様向け人材開発ソリューション事業の一層の拡大を目的に、新会社「NECラーニング株式会社」を設立することといたしました。
新会社は、社内組織であるEラーニング事業部と株式会社NECユニバーシティ(当社全額出資の子会社)とを統合し、本年7月1日付けで設立するものであり、社長には、内海房子(現NECソフト執行役員)が就任いたします。

■新会社設立の狙い

これまで、ITスキル研修を中心とした研修を担当して来たEラーニング事業部と、マネジメント研修・グローバル研修・各種技術研修を担当して来たNECユニバーシティの2つの組織の人的リソースを結集することで、人材開発において両者の持つノウハウ・スキルを統合し、以下の取り組みを強化する。

1. NECグループの人材開発強化
  • NECグループの成長を担う、優れた経営層候補者・SE等高い市場価値を有するプロフェッショナル・グローバル人材等の育成に向けた研修を拡充する。
  • NECの成長に直結する、IT・ネットワーク融合を促進する技術研修、SIにおけるプロジェクトマネジメント強化のための研修、組込ソフトウェア・RFID等のユビキタス関連の技術研修等を拡充する。
  • もの作り強化に向けた、生産技術・生産革新関連の研修を拡充する。
2. お客様向け人材開発ソリューション事業の拡大
ITスキル研修からマネジメント研修、CSR関連研修まで、極めて広範な領域の人材開発ソリューションメニューを整備するとともに、人材開発コンサルテーションから個々の研修提供まで、トータルソリューションを実現する。これにより、お客様向け人材開発ソリューション事業を拡大する。
3. eラーニング事業の拡大
昨今、企業等においてコンプライアンスの徹底等を目的に一層の利用拡大が進むeラーニング(Webを活用した研修)領域において、新会社は、導入コンサルテーション・コンテンツ開発・LMS(Learning Management System)パッケージ・SI・運用サービスの全ての領域におけるノウハウを有し、eラーニングに関するトータルソリューションを確立することで、一層の事業拡大をはかる。

今年度を新たな成長に向けた再挑戦の年と位置づけるNECにとって、IT・ネットワーク統合ソリューション事業の拡大、ソフトウェア開発力の強化・活用、ハードウェア事業の強化、開発プロセス革新等を果たす上で、これらを牽引するビジネスリーダーや、それぞれの領域における高度なプロフェッショナル人材の増強、さらには社員一人一人の業務遂行力の向上が、従来にもまして重要となっております。NECでは、これまでも、SEやハードウェア技術者等を対象としたプロフェッショナルの育成・認定制度の拡充等を始めとして、継続的な人材育成施策を展開してまいりましたが、各種研修の一層の拡充を中心に人材開発の加速化が必要と判断し、人材開発体制の強化を行うことといたしました。
また、政府が人材投資減税を始めとした産業人材育成の様々な施策を展開しているように、当社に限らず、他の企業においてもグローバルな競争力強化のために、人材開発の重要性を再認識し、新たな取り組みを始めようという気運が高まっております。
新会社の設立は、こうした社内外の状況に対応したものであり、NECは新会社を通じ、グループ全体の人材開発の強化と、人材開発ソリューション事業の拡大を進めてまいります。

新会社の概要/特長、社長就任予定の内海略歴については、こちらの参考資料をご参照下さい。

以上

プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

※プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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