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Microsoft MVP 20年連続受賞！吉田講師インタビュー

Microsoft MVPとは、Microsoftの製品や技術に関する知識が豊富で、コミュニティ内で優れた貢献をしている個人にMicrosoftが贈る称号です。
※MVP＝Most Valuable Professional（最も優れた専門家）の略称

2023年、ＮＥＣビジネスインテリジェンスの吉田講師は、この賞の20年連続受賞という快挙を達成しました！受賞についての吉田講師インタビューをお送りします。

吉田講師インタビュー　～20年連続の受賞について～

インタビュアー：

Microsoft MVP　20年連続受賞、おめでとうございます！　20年連続というのは大変な快挙ですね！

吉田講師：

ありがとうございます。歳がバレそうですが（笑）、気がついたら、20年連続受賞、あっという間でした。

インタビュアー：

まずは、Microsoft MVPについて教えていただけますか？　これはどういった賞なのでしょうか。

吉田講師：

Micrsosoft MVP（Most Valuable Professional）は、マイクロソフト製品やテクノロジーに対して高度な知識と経験を持ち、その技術力を幅広く共有している個人に贈られる表彰です。ワールドワイドの制度のため、米国のマイクロソフトより表彰されます。MVP受賞者の人数については、世界で3000名、日本では160名程度です。

インタビュアー：

Microsoft MVPを受賞するのはかなり大変ですね。一度でもすごいことですが、それを20回もとは。
現在吉田さんはMicrosoftに関してプロフェッショナルで、インストラクターもされていますが、いつ頃からこういった技術的なことに興味を持たれたのですか？

吉田講師：

とにかく小さな頃から電気製品が好きで、近所の図書館に通い「初歩のラジオ」という電子工作の雑誌を参考にして、ラジオを作る電子工作少年でした。
中学生になると、親戚のおじさんの会社でアルバイトし、貯めたお金でNECのパソコン、PC-6001を買ってからは、ずっと、コンピューターに夢中です。BASICとアセンブラでゲームを作っては、よく「マイコンBASICマガジン」というホビー系のパソコン雑誌に投稿していましたよ。なので、NECに務めることは、小さな頃から決まっていたようなものですね（笑）

インタビュアー：

電子工作少年だったのですね。さすがですね。
今回Microsoft MVPになった経緯を教えていただけますか？

吉田講師：

お恥ずかしながら、当初、Microsoft MVPという賞を知りませんでした。日本マイクロソフトがまだ笹塚にあった頃、アフター5によく勉強会が開催されていて、私はその勉強会に頻繁に参加していました。勉強会を通じて、親しくなったとあるエンジニアの方に推薦していただき、活動レポートを提出して、受賞する運びとなったのです。

インタビュアー：

それにしても、繰り返しになりますが20年連続受賞というのはすごいですね。

吉田講師：

Microsoft MVPは毎年厳しい審査があるため、20年連続で受賞した人は、全世界でも数人程度です。なので、自分でもすごいなと感心してます（笑）。
Microsoft MVPには、どの分野で活躍したかを示す受賞カテゴリがあるのですが、私の受賞カテゴリは、この20年で色々と変化しているんですよ。最初はマイクロソフトのWebサーバーである「IIS」で受賞しましたが、その後は「セキュリティ」や「運用管理」で受賞を続け、現在はクラウドの「Microsoft Azure」で受賞しています。今思い返すと、時代に必要とされるテクノロジーをがむしゃらに追いかけてきたんですね。

インタビュアー：

Microsoft MVPになると、何か特典があるのでしょうか。もしあれば、それはどんな特典でしょうか？

吉田講師：

Microsoft MVPになると、直接、米国のマイクロソフトの製品開発者や製品担当者とやり取りをすることができます。まだインターネットが普及していない時代には、米国のシアトルの郊外にあるマイクロソフトの本社へ通って、サービスのコンセプトや最新のアーキテクチャを習得させていただきました。1年のうち、数ヶ月は米国にいたと思います。今は、Teamsなどオンラインツールでやり取りをしていますよ。

インタビュアー：

本場Microsoftで得た知識ということですね。その知識はトレーニングを行う際も役立っているのでしょうね。

吉田講師：

米国のマイクロソフトとのやり取りは機密保持契約を結んでいるため、残念ながらトレーニングで直接はお話をすることできないのです。ですが正確なコンセプトやアーキテクチャを知った上で話ができるので、学習効果の高い、腹落ちするトレーニングになると実感しています。

インタビュアー：

なるほど、吉田さんのトレーニングは魅力的ですね！
ところで最近吉田さんが興味を持たれている分野は何でしょうか？

吉田講師：

私は、ずっとインフラエンジニアを対象としたトレーニングを実施してきましたので、インフラエンジニアが楽できる、有益なテクノロジーを追いかける癖があります（笑）。最近では、仮想マシンよりもエレガントな仮想化テクノロジーであるコンテナの活用、特に成長著しいKubernetes（オープンソースのコンテナ管理ソリューション）とGitOps（インフラ管理にCI/CDなどのDevOps手法を取り入れたもの）に熱中しています。また、NECが高い技術力をもつ生成AIについても非常に興味があって、日々、勉強しているところです。

インタビュアー：

まだまだ勉強は続けられているわけですね。頭が下がる思いです。
では最後に、一言お願いします。

吉田講師：

次世代のエンジニアの育成にも力を入れています。特に資格取得は、勉強のモチベーションを上げるために欠かすことができない要素ですから、書籍や雑誌、Web記事を通じて、資格取得のための情報を発信しています。また、トレーニングにおいても、資格取得を意識しながら、講義を行っています。ぜひ、気軽にNECビジネスインテリジェンスのMicrosoft Azureトレーニングにご参加してほしいです。

インタビュアー：

本日は色々お答えいただきありがとうございました。今後のますますのご活躍を期待しています！

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