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会津大学でビッグデータの講義をしたNECラーニング講師の横垣にインタビューしました

※NECラーニングは、2014年4月から新たに「NECマネジメントパートナー」としてスタート致しました。

2012年10月から、会津大学の授業「ベンチャー基本コース」の中で、履修学生約200名を対象に、ビッグデータ関連の講義を実施しました。会津大学の取り組みや、講義の様子・内容などについて、弊社講師の横垣 裕史にインタビューしました。

横垣講師コメント(動画ストリーミング)

横垣講師コメント(動画ストリーミング)

情報の海から導き出したビッグデータの特徴を短い時間で

2013年2月

ビッグデータに市場の注目が集まる中、NECラーニングはビッグデータ関連の研修を早くから実施しています。その実績をいかし、次世代を担う若者に対して、業務や生活を改善するための手段としてのビッグデータを理解していただくために、会津大学で講義を行いました。

山崎:
横垣さん、このたびはお疲れさまでした。それにしてもすごい人気の講義だったようですね。
横垣:
ありがとうございます。ビッグデータは盛り上がっているキーワードでもありますし、実際に活用することで付加価値が生まれるところに学生も興味があるのではないでしょうか?分析していかすところに、学術的な魅力を感じるのかもしれませんね。
山崎:
確かにそうかもしれませんね。
さて、最初に今回の会津大学でのビッグデータの取り組みについてご紹介いただいてもよろしいでしょうか?
横垣:
はい。会津大学は「会津大学復興支援センター」構想発表以降、県内外のIT関連企業と雇用創出としてIT人材などの育成や新たな産業創出、産業集積に向けた取り組みを進めていらっしゃいます。
2012年3月には、NECと「東日本大震災からの復興支援のための連携協力基本協定」を締結し、具体的な施策実現に向けて取り組んでいます。今回の講義は、こうした取り組みの一環として実施されました。
山崎:
次に、今回実施された講義の概要をお教えいただけますでしょうか?
NECラーニング テクノロジー研修事業部 マネージャー 横垣 裕史

NECラーニング
テクノロジー研修事業部

マネージャー
横垣 裕史

横垣:

今回はビッグデータの核心と実践について講義をしています。

ビッグデータはそもそもデータでしかありませんので、ビッグデータを集めただけでは、何も起こりません。ビッグデータをいかに活用していくかということがポイントとなります。

ビッグデータ講義の核心は、ビッグデータが業務や生活を改善するためにおこなう手段であることを理解させ、実際にその活用ができるITエンジニアを育成することにあります。

データのサイズ、量、種類(形式)、発生頻度が増加しつづけるビッグデータを活用するためには、新しい技術が必要となります。この講義では、ビッグデータを活用する際に役立つ、新しい技術も講義しています。

山崎:
講義の内容も工夫されたそうですが、もう少し掘り下げて説明いただいてもよろしいでしょうか?
横垣:
はい。ビッグデータに関する記事や事例などは、インターネットで検索すれば、たくさん紹介されていますが、逆に、情報が多すぎて、ビッグデータとはどういうもので、どのように役立つのかを理解するのが難しいのが現状です。情報が多いのはいいことなのですが、情報の海に溺れてしまう感じですね。私も、ビッグデータを調べ始めたことは、溺れかけました・・・(泣)
そのような情報の海から導き出した、ビッグデータの主な特徴を短い時間で理解することができるのが、今回、会津大学で紹介した講義内容の魅力だと思います。
社会人の中にも「ビッグデータって何?」と思っている人はまだ多いです。そういう意味でもビッグデータの知識を持っている会津大学の学生の方は非常に貴重な存在だと思います。今回の講義内容が、受講していただいた学生の方の将来に役立てば、とてもうれしく思います。
山崎:
ご自身の体験に基づいた講義はとても魅力ですよね。そういった体験の講義は、単純な知識だけではなく、感動も受講者に伝えられると私は思います。
ちなみに、横垣さんがこの講義でこだわったところはありますでしょうか?
横垣:
はい。講義の際には事例や図解などを多く取り入れて、できるだけ分かりやすく講義するように心がけています。
今回の会津大学の講義では、学生向けに講義するのが私にとって初めてであったため、事例の紹介で学生が興味のありそうなAKB48の総選挙やプロ野球のビッグデータの活用事例などを取り上げました。その成果もあり、学生の方にもビッグデータというものを身近に感じていただき、理解も深めていただけたと思っています。

情報の海から導き出したビッグデータの特徴を短い時間で

山崎:
努力の甲斐がありましたね!受講者の方からのコメントがあればご紹介いただけますでしょうか?
横垣:
今回の会津大学での講義では、毎回レポートにより意見をいただいていました。
「ビッグデータは全く知らなかったけど、今回の講義で興味を持てた」という意見が最も多く、とてもうれしく思いました。
今回は、初めて学生の方向けにビッグデータの講義をすることになったのですが、初回は、「あまり興味を示してもらえなかったらどうしよう・・」と不安な気持ちがありました。そのような中、「興味が持てた」という意見は、とても励みになりましたね。
山崎:
興味を持たせ、自発的な学習をすることも教育にとって大事なことだと思います。そういう意味でも今回の講義は大成功だったのではないでしょうか。
では、ここで読者の皆様にご案内です。 今回の会津大学で講義した講義内容は、NECラーニングの研修サービスでも提供しております。また、会津大学での講義内容は、会津大学のホームページでも紹介されていますので、ご参考にしていただければ幸いです。
【ご参考】会津大学の講義とNECラーニングの研修サービスとの対応表
会津大学の講義(実施回)NECラーニングの研修サービス
第2,4,6,8回目ビッグデータ概説
第8回目(分散処理)Hadoop基礎
第8回目(NoSQL)クラウドデータベース基礎
第10回目ビッグデータの分析と活用~統計解析手法によるデータ分析入門~
第12回目ビッグデータの分析と活用~データマイニング基礎編~
  • 会津大学「ベンチャー基本コース」(会津大学サイトへ)
山崎:
横垣さん、最後に、これからビッグデータの研修を受講される方にメッセージをお願いいたします。
横垣:
ビッグデータという言葉は、まだ注目されたばかりで、バズワードであるとも言われています。ただ、ビッグデータを活用して成功している事例もどんどん増えています。私自身、ビッグデータは決してバズワードではなく、うまく活用すれば、今まで考えもしなかった新しい成功が導き出せる可能性があると信じています。
まずは、「ビッグデータ概説」コースで、ビッグデータ活用の効果を理解していただき、実際に活用することになりましたら、ビッグデータ関連技術(NoSQLやHadoop)、データ分析などの研修の受講もご検討いただきたいと思います。
NECラーニング テクノロジー研修事業部 グループマネージャー 山崎 明子 [インタビュアー]

NECラーニング
テクノロジー研修事業部
グループマネージャー
山崎 明子
[インタビュアー]

山崎:

ありがとうございました。横垣さんのおかげで、最近、急にお申し込みが増えてきました。

読者の皆様、いかがでしたでしょうか? ビッグデータ関連の研修に興味をお持ちの方、受講をお考えの方は、弊社の研修をご検討いただければ幸いです。最後までお読いただき、ありがとうございました。

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