新人くんが行く

新人くん、新たな目標が見つかる

本コラムでは、あるIT企業に就職した新入社員とその指導役である先輩社員のやり取りを通して、スキル修得に向けたアドバイスや研修受講にのぞむ姿勢を紹介します。ここでは架空の会社ならびに人物をモデルとしています。

2018年11月

プロジェクトの帰りに、松田さんと二人でご飯を食べに行くことになった。下戸な松田さんに連れて行かれたのは、今はやりのステーキ屋だった。
「よく考えたら、新人くんと二人での飯は初めてだねぇ。とりあえず、ガッツリ食べておなかを満たすかぁ。」
そう言うと松田さんは、500グラムのステーキをレアで注文した。僕も負けじと同じものを注文した。

ステーキを食べながらいろいろと談笑したあと、松田さんは少しさみしげに話を切り出した。
「プロジェクトも終わりが見えてきたなぁ。手塩に育てたわが子を他人に預ける感じで、いつもプロジェクトの終わりはしんみりするよ。新人くんは、今回初めてのプロジェクトだよね。実際、参加してみてどうだった?」

「知識が増えた実感はあるのですが、まだまだ先は長いなぁと思っています。将来的には、松田さんみたいに、みんなから"プロフェッショナル"と言われたいんですけどね、、、」

それを聞くと、松田さんは豪快に笑った。
「新人くんは、まだ始まったばかりだからね。今はたくさんの知識を修得することが最優先だよ。その中から、自分に向いている分野を見つけ出せばいいんじゃない?ちなみに俺がネットワークに興味を持った理由はなんだと思う?
実は、職場には内緒なんだけど、鉄道オタクなんだよ。特に、時刻表を見て乗り継ぎを考えるのが好きなんだよな。乗り継いでいくと目的地まで線路がつながるだろう。この線路を結んでいくこととネットワークの回線を設定することが似ていると思ったことがきっかけだよ。シンプルだろ。」

その答えの意外性にびっくりした。その様子を見て、松田さんは続けた。
「人それぞれだとは思うけど、興味がある世界を極めていくことが重要だと思う。俺の場合は、ネットワーク、そしてセキュリティだった。
これからの時代、AI、IoT、RPAなど様々な技術が出てくるだろう。開発の方法も、ウォーターフォール型やアジャイル型などいろいろだ。
俺が思うに、世の中は、エンジニアが様々な知識を幅広く修得する時代から、さらに何かの技術に特化したプロフェッショナルになる時代に変わってきているんだよ。個々人がプロになることが、このIT業界で生き残る道だと思っているよ。」
やっぱり松田さんはかっこいい。

帰りの電車で、いつもの妄想タイムだ。
松田さんの言うとおり、時代とともに、仕事のやり方も必要なスキルも変化するんだろう。そんな世の中で必要なのは、プロとして自立していくことだ。
僕は、どんなプロを目指すのか?まだまだはっきりしない。ひとつ言えるのは、自分が目指すべき道を探すために、今はいろいろ体験することが重要だということだけだ。

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