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コースコード:LN842
アプリケーションエンジニアのためのKubernetes基礎 -クラウドネイティブなアプリケーションの構築と運用-(2日間)
コース情報
- 受講料
- 121,000円 110,000円
- 開始日(申込締切前)
- -
- 講習日数
- 2日間
コース概要
本コースはアプリケーションをKubernetes上で動かすために必要な基礎知識やポイントを体系的にわかりやすくご紹介します。
これからKubernetesを使い始めようとしている方々にお勧めのコースです。
- 開催形式
- 集合研修
- 研修サービス
- テキスト マシン実習
前提知識
以下のすべてを満たしている方。
- LinuxシェルまたはWindowsコマンドプロンプトの操作が行える。
- 基本的なTCP/IP(IPアドレス、ポート番号など)の知識がある。
- ソフトウェア開発プロジェクト(言語不問)に携わった経験がある。
到達目標
- コンテナイメージの作成からアプリケーション展開までのワークフローを説明できる。
- Kubernetesの各種コンポーネントの特性を理解してマニフェスト(システム構成定義ファイル)を記述できる。
- Kubernetesクラスターへのアプリケーションの展開・動作確認・アップデートなどの基本操作が行える。
- 従来型アプリケーションをコンテナ化する際のポイントについて説明できる。
講師からのメッセージ
もはやクラウドネイティブなアプリケーションの実行環境としてデファクトスタンダードになったKubernetes。
ただ、実際に使い始めようとすると、独自の概念や複雑なアーキテクチャー、豊富な機能が障壁となりなかなか理解できないという声をよく耳にします。
本コースは、これからKubernetesを導入する(もしくは導入を検討している)アプリケーションエンジニアの方々を対象に、Kubernetesの概念や基本機能について学習していただくためのコースです。
コース中では、Webシステムにおけるステートレス/ステートフルなサービスやバッチ処理などを題材に、コンテナイメージの作成やシステム構成の定義、アプリケーション展開のためのオペレーションなどについて、ハンズオン形式の演習を交えながら学習します。
Kubernetesの基礎はもちろんのこと、アプリケーションをコンテナ化する際のポイントについても学習していただけるコースとなっています。
アプリケーションをコンテナ化してKubernetes上で運用したい方はもちろんのこと、Kubernetesの導入を検討されている方、興味を持っている方についてもお勧めのコースなので、ぜひこの機会にご受講ください。
なお、本コースにはインフラエンジニアの方々向けの内容(Kubernetesクラススター環境の構築の詳細や冗長化構成、トラブルシューティング、Kubernetes自体のアップデートなど)は含まれていませんのでご了承ください。
コース内容
1日目 | AM | 1.Kubernetes概要 ・Kubernetesとは? ・Kubernetesの基本概念 ・Kubernetesのアーキテクチャー ・様々なKubernetes環境 2.コンテナイメージの作成と公開 ・Dockerの概要 ・Dockerfileの記述とビルド ・コンテナイメージの動作確認 ・コンテナレジストリへの公開 |
PM | 3.Kubernetesオブジェクトの管理 ・kubectlコマンドの利用方法 ・マニフェストの記述と適用 ・コンテナ稼働状況の確認 4.コンテナとポッドの構成 ・ポッド構成のパターン ・ポッドの構成 ・コンテナのカスタマイズ 5.ネットワークの構成 ・サービスの種類 ・イングレスの構成 6.ストレージの構成 ・ポッドとボリューム ・ストレージの分類 ・永続化ボリュームと永続化ボリュームクレイム ・ストレージクラス ・アクセスモード ・リクレイムポリシー ・割り当て状態 | |
2日目 | AM | 7.ワークロードの構成 ・ワークロードの種類と役割 ・デプロイメント(Deployment)とレプリカセット(ReplicaSet) ・ステートフルセット(StatefulSet) ・デーモンセット(DaemonSet) ・ジョブ(Job)とクーロンジョブ(CronJob) 8.コンテナのアップデート ・アップデート戦略 ・ワークロードオブジェクト毎のアップデート方法 ・履歴と復元 9.セルフヒーリング ・障害の検知方法(プローブ) ・リスタートポリシー |
PM | 10.リソース割り当てとスケーリング ・リソース利用量に基づくポッドのスケジューリング ・展開先ノードの制御 ・オートスケーリング ・ノードの縮退 11.セキュリティ ・アカウントと認証 ・ロールベースアクセス制御による認可 ・ポリシー 12.ロギング ・ロギングの基礎 ・ロギングアーキテクチャー |
■ Amazon EKS(Kubernetes 1.21以降)
■ 統合開発環境(Web IDE)
■ Web ブラウザ(下記に示すいずれかの製品の最新版)
□ Google Chrome
□ Safari
□ Firefox
□ Microsoft Edge
※使用するソフトウェアおよびバージョンについては予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
※最新でより良い内容をお届けするため、一部の学習項目を予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
留意事項・備考
・本コースは株式会社カサレアルとの提携コースであり、コース実施のためのお客様の個人情報を提携会社に提供させていただきます。
・本コースは、お申込いただいてから主催会社に空席確認をし受講可否をご連絡いたします。空席状況の表示が△でもまずはお申し込みください。
・本コースのマシン実習は1つのシナリオに沿っているため、遅刻すると他の受講者と一緒に演習ができません。
開始時刻を遅れて参加された場合は、チュートリアルに従って自力で演習を進めることになります。
開始時間を守って参加いただけますよう、お願いいたします。
開催スケジュール詳細・お申込
今期の開催スケジュールはすべて終了しました。