Javaプログラミング基礎2+Eclipse -開発効率の向上-

コースコード JV341
受講料  122,100円(税込)
/111,000円(税抜)
講習日数 3日間
開始日
(申込締切前)
遠隔ライブ 6月27日/7月29日/9月2日/9月19日

Javaの標準ライブラリによって提供される機能(コレクション、ストリーム、マルチスレッド)の利用方法をプログラミング実習を通して修得します。さらに、Eclipseの主要なプラグイン(Checkstyle、SpotBugs(旧FindBugs)、JUnit)の利用方法を学習し、開発を効率的に行うコツを修得します。

JavaによるJavaの標準ライブラリによって提供される機能に加えて、Eclipseの基本的な操作を修得する3日間のコースです。
クラウド型実習サービスに対応しています。

パッケージ機能(package文、import文)、Objectクラス・Stringクラス・ラッパークラスなどのよく使われるクラス、標準ライブラリによって提供される機能(コレクション、ファイル入出力、マルチスレッド)の利用方法を扱います。
Javaの文法内容はJavaSE6をベースにしつつ、SE7で導入されたNIO.2とtry-with-resources文、SE8で導入されたラムダ式とStreamAPI、SE9で導入されたモジュールの基本知識も学べます。SE6をベースにしているため、業務ではSE7以降の導入がまだの方でも安心して受講いただけます。

Eclipseの内容はEclipse本体の基本操作の他に、Javaの開発でよく用いられるプラグインの中から以下の3つを取り上げて基本的な利用方法を説明します。
 ・コードチェックツールの"Checkstyle"プラグイン
 ・静的なバグパターン検査ツールの"SpotBugs"プラグイン ※旧FindBugs
 ・単体テスト支援ツールの"JUnit"プラグイン

講習会環境はEclipse本体と便利なプラグインのセットを日本語化して利用できる「Pleiades All in One」で構築しております。

なお、プログラミング初心者の方が、Javaプログラミング入門から基礎1、基礎2と連続してご受講される場合、本コースの内容が難しく感じられるかもしれません。基礎1の内容を復習してからのご受講をおすすめしております。

  • APIドキュメントで、クラス・メソッドの仕様を調べることができる。
  • Stringクラスやラッパークラスなどを利用したプログラムを作成できる。
  • コレクションを利用したプログラムを作成できる。
  • ファイルにデータを入出力するプログラムを作成できる。
  • オブジェクトの排他制御の必要性を理解し、そのプログラムを作成できる。
  • Eclipseを利用してオブジェクト指向プログラムを作成できる。
  • Eclipseを利用して単体テストを実施できる。
  • Eclipseのデバッグ機能を利用できる。
  • Eclipseを利用して、コードスタイルのチェックやバグパターンの検出を実施できる。

Javaプログラミング言語の基礎知識(Javaの基本文法、クラスとオブジェクト、
継承、インタフェース、例外処理)をお持ちの方。

前提知識を修得できる主なコース
 ・「Javaプログラミング基礎1」
     もしくは
 ・「Javaプログラミング -オブジェクト指向編1- (eトレーニング)」
 「Javaプログラミング -オブジェクト指向編2- (eトレーニング)」

1日目
AM
1.パッケージとモジュール
・パッケージ
・モジュール
・(参考)JARファイル
2.標準ライブラリ
・標準ライブラリの概要
・java.langパッケージ
・ラッパークラス
PM
3.Eclipseの概要と基本操作
・Eclipseの概要
・Eclipseのインストール
・Eclipseの起動・停止
・Javaプログラムの作成
4.コードスタイルのチェック(Checkstyleプラグインの利用)
5.コレクションフレームワーク
・コレクションフレームワークの概要
・インタフェースとクラス
・(参考)ラムダ式とStreamAPI
2日目
AM
5.コレクションフレームワーク
・コレクションフレームワークの概要
・インタフェースとクラス
・(参考)ラムダ式とStreamAPI
6.デバッグ機能
PM
7.ファイル入出力
・ファイル入出力の概要
・ノードストリーム
・フィルタストリーム
・NIO.2
3日目
AM
8.スレッド
・スレッドの概要
・スレッドの定義と実行
・同時実行制御
PM
9.バグパターンの検出(SpotBugsプラグインの利用)
10.単体テスト(JUnitプラグインの利用)
※記載のカリキュラムの章番号は通し番号です。講習会で配布するテキストは分かれています。
<Javaテキストで扱っている主なインタフェースやクラス> 
java.langパッケージ(Object、String、Integer、Thread、Runnable)、java.utilパッケージ(Collection、List、ArrayList、Set、HashSet、Map、HashMap)、java.util.streamパッケージ(Stream、IntStream)、java.ioパッケージ(FileReader、FilerWriter、FilerInputStream、FileOutputStream、BufferedWriter、BufferedReader、InputStreamReader、OutputStreamWriter)、java.nio.fileパッケージ(Path、Paths、Files)
<Javaテキストの付録に掲載している主な内容>
JShell(JavaのREPL環境)、staticインポート、Stringの不変性と文字列の編集(java.lang.StringBuilder)、 Iteratorの使用、順序付きコレクション(java.lang.Comparable、java.util.Comparator)、ラムダ式で呼び出せるメソッドの定義、オブジェクトシリアライゼーション(java.io.Serializable、java.util.ObjectOutputStreamとObjectInputStream)、ファイルツリーの操作、マルチスレッドの補足(java.util.concurrentパッケージを利用した周期実行)、nullチェックを回避するプログラム(java.util.Optionalの利用)、日付を扱うプログラム(java.util.Calendar、Date and Time API : java.timeパッケージ)

・Microsoft Windowsで実習します。
・グループワークはありません。


■遠隔ライブ受講について■

お申込みの前に、事前準備をご確認ください。

また、本コース受講にあたっては、事前準備をお願いしております。
必ず研修開始前までにご準備ください。

◎事前準備
◆遠隔ツール :Zoom
 Zoomに関する準備手順は、Zoom受講マニュアルよりご確認ください。

◆教材 :電子教材
 研修開始7日前以降に送付いたします。以下の件名のメールよりダウンロードしてください。 
「[開催番号]NECビジネスインテリジェンス 研修サービス 教材/補助資料ダウンロードURL通知」

◆演習環境 :クラウド実習
 受講の際、お手持ちのパソコン(Windows10またはMac OS)からクラウド実習環境へ接続いただきます。
 演習環境への接続手順を参考に、接続テストを行ってください。

◆資料配布:OneDrive
 本コースは研修内で使用する資料の共有や配布のため、OneDriveを使用します。
 OneDrive(テストファイル)へのアクセスが可能かご確認ください。

<注意事項>
直接インターネットに接続できる環境をご用意ください。
業務用PCをお使いの場合、業務用PC側でクラウド実習環境へのRDP接続やOneDriveが禁止されており接続出来ないケースがあります。

※「Zoom受講マニュアル」と「演習環境への接続」につきましては、プログラミング関連トレーニング事前準備情報からもダウンロード可能です。

お申し込みはPCサイトへ