コース概要 このコースをクリップ
ハッキング技術
コースコード | SN097 |
---|---|
受講料 |
99,000円(税込) /90,000円(税抜) |
講習日数 | 2日間 |
開始日 (申込締切前) |
遠隔ライブ 9月24日 |
サイバー攻撃に対抗するためには、攻撃者の視点を学ぶ必要があります。本コースでは、「事前調査」「権限取得」「不正実行」「事後処理」という流れで行われる不正アクセス手法について実習を通して学習し、不正アクセス対策に必要な技術を修得します。
- 具体的なセキュリティ対策に結びつけることができる。
- セキュリティ監査手法として役立てることができる。
以下のいずれかのコースを修了、または同等知識をお持ちの方。
・「インターネットセキュリティ技術」
・「インターネットセキュリティ技術(実習編)」
1日目 | AM | 1.不正侵入の概要 ・不正侵入の手口 2.事前調査 ・事前調査の流れ ・DNSを利用した情報収集 whois nslookupコマンド hostコマンド digコマンド ・スイープ(ホストスキャン) pingスイープ 演習 Multipingerを使ったスイープ ・ポートスキャン 演習 NMAPによるTCPスキャン、UDPスキャン、IPスプーフィング、OS推測 ・OS、サービス種別の調査 フィンガープリント バナー取得 ・ソーシャルエンジニアリング |
PM | 3.WINDOWSに対する情報収集 ・NetBIOS経由での情報収集 ・(参考)Nullセッションの利用 演習 DumpSecによるSMB経由の情報収集 演習 (オプション)管理共有の無効化 ・SNMPの利用 演習 SNMPを使った情報収集 4.権限取得 ・パスワード推測 安易なパスワードの推測 辞書攻撃 BruteForce攻撃 演習 Windowsに対するオンラインパスワードクラック 演習 (オプション)Linuxに対するオンラインパスワードクラック 演習 ロックアウトによる対策 ・Windowsに対するパスワード推測 SAMの取得 Administratorの識別 SAMデータベース ネットワーク認証 演習 Windowsに対するオフラインパスワードクラック ・UNIX/Linuxに対するパスワード推測 /etc/passwd、/etc/shadow rootの識別 演習 (オプション)Linuxに対するオフラインパスワードクラック | |
2日目 | AM | 4.権限取得 ・パスワード盗聴 演習 Wiresharkを使ったtelnet、HTTP Basic認証、POPのパスワード盗聴 演習 dsniffを使ったHTTP Basic認証の盗聴 ・バッファオーバフロー C言語のメモリマップ スタックの構造 バッファオーバーフローの仕組み |
PM | 5.不正実行 ・DoS攻撃 演習 (オプション)Jolt2によるDoS攻撃 ・DDoS攻撃 ・電子メールの悪用 偽装メールの送信 演習 偽装メール送信 ・Webサーバへの攻撃 Webサーバの調査 演習 GrinderによるWebサーバのバージョン調査 演習 Niktoによる脆弱性スキャン IIS Unicodeバグ Webアプリケーションの悪用 ・ブラウザへの攻撃 ・セッションハイジャック 6.事後処理 ・ログ消去 Windowsのログ Linuxのログ 演習 zapによるログ消去 ・トロイの木馬 ・ファイルの隠蔽 NTFSストリーム 演習 (オプション)NTFSストリームによるデータ隠蔽 Steganography 演習 OpenStegoによるデータ隠蔽 その他の隠蔽方法 ・rootkit概要 |
「実際の攻撃手法がイメージできてよかった。」
「ハッカーの観点からセキュリティ強化ポイントを理解できた。」
「技術の背景、経験を踏まえた適切な解説があり、理解が深まった。」
■会場名が「遠隔ライブ研修」となっているコースについて■
<■遠隔ライブ研修受講にあたっては、事前の準備が必須となります。>
お申込み前に、事前準備をご確認ください。また、ご受講の際は必ず研修開始前までにご準備ください。
◎事前準備
◆遠隔ツール :Zoom
Zoomに関する準備手順は、Zoom受講マニュアルよりご確認ください。
◆教材:電子教材
研修開始7日前以降に送付いたします。以下の件名のメールよりダウンロードしてください。
件名:「[開催番号]NECビジネスインテリジェンス 研修サービス教材/補助資料ダウンロードURL通知」
◆マシン実習 :クラウド実習
受講の際、お手持ちのパソコン(WindowsまたはMac OS)からクラウド実習環境へ接続いただきます。
クラウド環境接続確認手順をご確認ください。ご受講の際は必ず研修開始前までにご準備ください。
※業務用PCをお使いの場合、業務用PC側でRDP接続が禁止されており接続出来ないケースがあります。
私有PCを使ってクラウド環境へ接続する事をおすすめします。
◆資料配布:OneDrive
本コースは研修内でOneDriveへのアクセスが必要となります。
ご受講の際はOneDrive(テストフォルダ)へのアクセスが可能かどうかご確認ください。
◆追加モニター(※オプション)
研修中は、講義解説のZoom画面、電子テキスト、演習時の実機操作画面など複数画面を切り替えながら作業します。そのため、追加モニターをご用意いただくことをお勧めしております。