「ITエンジニアの若手リーダー」育成のすすめ

「ITエンジニアの若手リーダー」育成のすすめ

最近のITエンジニアの現場では、リーダークラスの若手がなかなか育ちにくい現状があるようです。その原因と考えられるものの分析と、その対策のひとつとなる、Off-JTを活用した若手エンジニア育成のすすめかたをご紹介いたします。

あなたの職場やプロジェクトで、こんな問題は起きていませんか?

最近、お客様から以下のような相談を受けることが増えました。

「設計を自己流・我流で行うエンジニアが多く、担当者によって開発するシステムの品質にばらつきがあり、運用が大変。」
「頼れる若手がおらず、ベテランが現場から離れられずにいる。」
「システムの品質に問題がある。納期が守れない。どのようにマネジメントすればよいのだろうか・・・。」

みなさまの職場では、似たようなことがおきていませんか?
あなたの職場やプロジェクトで、こんな問題は起きていませんか?

その原因は・・・

その原因を分析してみたところ、最近のITエンジニアの現場では、

  • 管理職になるまでのスキルアップ、キャリアアップは本人やその上司任せで、計画的に育成されてない職場が多い
  • プロジェクトの短納期化、ITシステムへの要求の複雑化、新規開発案件の減少により、最近は「ためしにやらせてみる場」が少なく、業務経験だけではエンジニアが育ちにくい

などといった状況を抱えていることが分かりました。つまり、OJTまかせにするだけでは若手エンジニアが適切に育たないことがあり、それが品質の低いシステムや赤字プロジェクトの原因のひとつになっているようです。

NECマネジメントパートナーからのご提案:
Off-JTを活用してITエンジニアの若手リーダーを育成しましょう!

そこで、私たちは、以下の業務を安心して任せられる、ITエンジニアの若手リーダーの育成をおすすめいたします。

NECマネジメントパートナーからのご提案:Off-JTを活用してITエンジニアの若手リーダーを育成しましょう!

そして、もしみなさまの職場にてOJTでの育成が難しいと感じられているようでしたら、ぜひOff-JT(研修)をご活用ください。なぜならOff-JTには、多くのメリットがあるからです。

Off-JTには、多くのメリットがあるからです。

研修を活用したITエンジニアの若手リーダー育成は、以下のように進めてください。

STEP1:
若手エンジニアに今後担わせる業務を決める(上記(1)~(4))

※「遂行する業務と必要なスキル、スキル修得のための研修」記載の「遂行する業務」をご参考に検討ください。

STEP2:
その若手エンジニアに、業務に必要なスキルが不足してないかチェックする

※「遂行する業務と必要なスキル、スキル修得のための研修」記載の「必要なスキル」をご参考にチェックください。

STEP3:
不足スキルがあった場合、スキル修得のための研修を受講させる

※「遂行する業務と必要なスキル、スキル修得のための研修」記載の「必要なスキル修得のための研修マップ」よりご選択ください。

「でも、研修受講させただけで本当に業務を任せられるまでになるのだろうか?」と疑問をもたれる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。たしかに、研修受講だけで業務に活かせるレベル(その業務に必要な知識・スキルが定着し、新業務に必要な心構えを持っている)に到達することは不可能です。それには、職場での研修前後のはたらきかけと、育成を考慮した業務のアサインがポイントとなります。これについては、「Off-JTの効果を最大限に高めるために」にてご説明します。

ぜひ当社研修をご活用いただき、ITエンジニアの若手リーダー育成を進めてください!

ページの先頭へ戻る

遂行する業務と必要なスキル、スキル修得のための研修体系

ITサービス品質向上の鍵となる以下4つの業務ごとに、業務に必要なスキルを洗い出し、そのスキルを修得できる研修マップを作成しました。以下をご参照ください。

若手リーダーの業務1 『システム要件を定義する』

◆遂行する業務
ユーザニーズを的確に捉えた業務分析、およびシステム化計画を策定する
◆必要なスキル
①ユーザニーズを把握した上で、ユーザ業務の調査・分析、ビジネスプロセスのモデリングを行うことができる
②要求分析結果や構造化分析に基づいて機能要件と非機能要件(性能、信頼性等)を明確にし、システム化要件をまとめることができる
◆スキル修得のための研修マップ
「システム要件を定義する」業務に必要なスキル修得のための研修マップ

若手リーダーの業務2 『高品質なシステムを開発する』

◆遂行する業務
システム開発の全工程において品質を確保した設計、製造、テストの実施を行う
◆必要なスキル
①システム化要件を網羅した機能設計、ユーザインターフェース設計、データ設計、インフラ性能設計等の各種設計業務を行うことができる
②保守性・安定性の高い、わかりやすいプログラムを記述できる
③品質を確保するためのテストを実施できる
④システム開発全般において、標準化の適用を実践できる
◆スキル修得のための研修マップ
「高品質なソフトウェア開発をする」業務に必要なスキル修得のための研修マップ

若手リーダーの業務3 『システム開発プロジェクトをマネジメントする』

◆遂行する業務
システム開発プロジェクトの目的と目標を達成するために、計画を立てたり、発生する出来事に対処したりしながら業務を進める
◆必要なスキル
①プロジェクトの目的と目標を明確にすることができる
②プロジェクトの特徴や性格を考慮したプロジェクト計画書を作成できる
③計画通りに進められるように、プロジェクトをコントロールできる
④プロジェクトで発生する問題に対し、ステークホルダーを巻き込みながら解決することができる
⑤今後のマネジメント業務に参考となる、まとめと教訓を作成できる
◆スキル修得のための研修マップ
「システム開発プロジェクトをマネジメントする」業務に必要なスキル修得のための研修マップ

若手リーダーの業務4 『システム運用をマネジメントする』

◆遂行する業務
ITシステムを安全かつ効率的に運用し、安定したITサービスを提供する
◆必要なスキル
①ビジネス活動をサポートするITサービスの目的を意識して、システム運用を行うことができる
②ITサービスの生産性・品質の向上につながる保守作業や障害対応、その他のシステム運用管理活動の連携を検討できる
③リスクマネジメントや関連法規などのメソドロジを意識した、ITサービス提供に関与することができる
④ITサービスを提供するチームをリードしてとりまとめたり、顧客とサービス品質を交渉したりすることができる
⑤顧客の要件を実現でき、効果的・効率的にシステム運用するための運用設計を行うことができる
⑥ユーザ業務に役立つ情報システムの運用を管理できる
◆スキル修得のための研修マップ
「システム運用をマネジメントする」業務に必要なスキル修得のための研修マップ

ページの先頭へ戻る

Off-JTの効果を最大限に高めるために

研修の効果測定に関する権威であるロバート・ブリンカーホフ氏によると、「効果のない研修」は、

  • 研修受講前(受講者の心構え)
  • 研修そのもの
  • 研修受講後(学んだことを実施する上での環境上の障害)

にそれぞれ原因があるが、それらが研修効果に影響を与える割合は、4:2:4であるということです(Robert Brinkerhoff, ASTD2007発表より)。

「研修の効果」とは、「その研修によって受講者のパフォーマンスがあがったかどうか」と考えてください。我々は研修ベンダーとして、受講いただいた方々が学習内容を業務で活用できるように、研修内容の改善に日々取り組んでおりますが、悲しいことにそれが結果に及ぼす影響はたった2割なのです・・・。ですので、ぜひこの、8割の影響力のある研修前後の働きかけを、受講者を送り出す上司やリーダーの方々に行っていただきたいと考えております。たとえば、
  • 研修受講前に「なぜこの研修を受けさせたいのか」を伝える
  • 研修受講後に「研修で学んだことを業務にどう活かせるか」を話し合う場を作る
このようなシンプルなことで十分です。部下やメンバーのパフォーマンスを向上させるために、更に言えばみなさまの提供するITサービスの品質向上のために、ぜひ、取り組んでください。
Off-JTの効果を最大限に高めるために

ページの先頭へ戻る