概況報告

コミュニケーションの原点は職場の空気から 「コミュニケーション活性化セミナー」 レポート

2月20日に「コミュニケーション活性化セミナー」を開催いたしました。当日は、大変多くの方にセミナーにご参加いただきました。そのセミナーの概要をご紹介いたします。

■セミナー概要

開催日:
2012年2月20日(月)
会場:
NECイノベーションワールド(品川) 7F

■開催趣旨

空気は"読むもの"ではなく、"作るもの"です。空気次第で成果が劇的に変わります。

コミュニケーションの研修では、受講している時は「やってみよう」と意識は高まりますが、職場に戻るといつもの空気感で、やる気が長続きせず、いつの間にか、研修受講前に戻ってしまうことがあります。

基調講演では「空気を変える」と題しまして、空気を変えるために必要な要素や、行動と感情の関係などについて株式会社アイ・エヌ・ジー伝達研究所 コミュニケーション・プロデューサー夏川氏にお話いただきました。夏川氏は、京都大学卒業後、お笑いタレント~起業・会社経営~青年会議所理事長という、これらの経験から、楽しい空間の周囲に人は集まり、その集団はポジティブであることに着目し、周囲を楽しい気分にする事の重要性に、心理学的アプローチ、脳内プロセスなどを加えた"パワー・コミュニケーション術"を開発され、全国各地で年間200回を超える講演・研修会を開催されています。次に、事例紹介ではとして、「行動できるコミュニケーション環境を実現」する研修を実施した例をご紹介いたしました。最後に、研修紹介では、モチベーション、プレゼンテーション、ネゴシエーションの3コースについて、実際に体験いただきながら研修を紹介いたしました。

特に、基調講演「空気を変える」が好評で多くのコメントを頂きました。頂いたコメントの一部を公開いたします。今後の人財育成を検討いただくうえで、参考になれば幸いです。

ご来場者から寄せられたコメント

  • 「職場にて活かしたい」
  • 「夏川先生の講演を聞いてみたくて参加しました。とても良かったです」
  • 「夏川さんの話は精神医学の権威の講話と重なるところが多く参考になった」
  • 「大変参考になりました。有難うございました」
  • 「部門内ですでにいろいろと対応しているが、継続的に取り組む必要があると感じました」
  • 「時間が短いながらも、内容は盛りだくさんだった」
  • 「モチベーションの研修に興味があり、役に立った」
  • 「研修で説明されている内容の事例(声の高さなど)が参考になった」

セッション内容

基調講演「空気を変える」

■基調講演「空気を変える」

株式会社アイ・エヌ・ジー伝達研究所 コミュニケーション・プロデューサー 夏川 立也 様

株式会社アイ・エヌ・ジー伝達研究所
コミュニケーション・プロデューサー
夏川 立也 様

株式会社アイ・エヌ・ジー伝達研究所 コミュニケーション・プロデューサー 夏川 立也 様

職場の空気を作り出す仕組みをさまざまな事例をもとに、参加者の方々に体験いただきながら、ご理解いただく講演会です。

"笑い=なんでやねん!"と誤解されがちですが、不特定多数に対する芸人さんの働きかけと、私たちが周囲の環境をポジティブに創り上げて行く際の働きかけは本質が同じです。

株式会社アイ・エヌ・ジー伝達研究所 コミュニケーション・プロデューサー 夏川 立也 様

ポジティブなコミュニケーション環境の中では、どんな目的でも実現することを知ってもらい、明日から行うことのできる働きかけを、心理学と独自の笑い理論との融合で、ロジカルにお話いただきました。ポップなトークに、楽しく笑って参加してもらいながら、感情と行動との相関関係を実感して元気になり、明日から動くためのヒントを参加者のみなさんにはお持ち帰りいただけたと思います。

◆タイムテーブル
  • コミュニケーションとは
  • 笑いの働きかけ(ロジック)
  • 感情と行動の相関関係
  • 良い気分を生み出すコミュニケーション
  • 空気作りの重要性
  • 行動→感情→空気→感情→行動
  • 人が笑う理由

■事例紹介
~行動の見える化により組織のコミュニケーションを考える~"

NECラーニング 檜木 未沙里

NECラーニング 檜木 未沙里

コミュニケーション活性化の研修を部下が受講しても、職場に戻ると以前と行動が変わらない。それは、学んだ事を遂行できる「良い環境(空気)」が職場に実現していないからではないでしょうか。そして、良い環境(空気)が出来ていても、上司や部下、職場間でコミュニケーションがどうも上手くいかない。それは、「自身がどんな行動を取っているのか、相手がどんな行動をとっているのか」理解していないからではないでしょうか。

組織活性化への道のりとして、コミュニケーションスキルだけを考えるのではなく、その前に「良い環境(空気)の実現」と「自身の行動の理解」が大切です。

セミナーでは、その考えを元に、「自分事と捉える」「自ら行動する」をキーワードに組織力強化を進めたいと考えた組織の事例をご紹介いたしました。

まず、「良い環境(空気)」には基調講演でもお話いただいた夏川氏による「空気を変えるセミナー」を、組織の全員にお聞きいただきました。組織全体が、小さなことから自ら行動変容していこう!という意識を持っていただくことができました。

次に、「自身の行動の理解」として「EQIフィードバックセミナー」をやはり組織の全員に受講していただきました。

EQとは自身の感情を管理し利用する知性のことです。そして、EQI(行動特性検査)とは、感情を管理し利用した結果表れた行動を計る検査のことです。「EQIフィードバックセミナー」では、EQIの結果を元に客観的に自身の行動を理解し、自分にとって望ましい行動とは何かを考える機会となりました。

この二つのセミナーにより、個々人が主体的に能力開発の目標を設定し、主体的な行動を促す原動力を生み出しています。

コミュニケーション活性化のために、目先のスキルアップにとらわれることなく、「良い環境(空気)」「自身の行動の理解」を前提とした施策をご検討いただくきっかけとなれば幸いです。

■研修紹介
~行動の見える化により組織のコミュニケーションを考える~

NECラーニング 小山 美佐子

NECラーニング 小山 美佐子

EQIの結果を元に、自身の行動を理解したうえで、自分にとって望ましい行動を後押しする研修を3コースご紹介いたしました。

「心内知性」では、「今日からできる!モチベーションアップ」をご紹介いたしました。「モチベーションって何かわからない」「何をやっても楽しくない・やる気がでない」「仕事をしても達成感を得られない」「部下(チームメンバ)のモチベーションを向上させる方法がわからない」など困っている方のためのコースです。研修では、「モチベーションの基本」から「動機付けの重要性」「リフレーミング」などを習得します。本セミナーでは、「価値観を考える」ワークを体験いただきました。体験ワークから、モチベーションの糧(価値観)は、人によって違いがあることをご理解いただけたと思います。

次に、「対人関係知性」です。対人関係知性では、「これで納得!プレゼンテーション」をご紹介いたしました。本コースは、聞き手のニーズを分析し、内容を論理的に構成し、わかりやすく相手に伝えるテクニックを習得するコースです。本セミナーでは、コースの紹介として、「良い声の出し方」を体験いただきました。良い声は、胸に手を当てて、手が震える程度の声です。この高さの声を出すことを習慣化し、他の人にとって聞きやすい声でプレゼンテーションを行なうコツを習得いただきました。なお、このコースでは、プレゼンテーションのさまざまなテクニックを体験しながら習得していただくコースです。

最後に、「状況判断知性」では、「ネゴシエーショントレーニング」をご紹介いたしました。本セミナーでは、「交渉で言いたいことがハッキリ言えず、相手に押し切られてしまう」「交渉相手の無理な要求にその場で対応することができない」「交渉を進める上でのプロセスがわからず、なんとなく交渉に臨んでしまう」などを解決するためにネゴシエーションのテクニックをご理解いただくコースです。本セミナーでは、鯛を安値で購入いただく(高値で販売いただく)ケースを実体験いただきました。交渉を行う上で、事前の準備の大切さを体験いただけたと思います。

以上の3コースを中心に研修紹介を行ないました。3コース以外にも、社会人基礎力を向上させるための「今日からできるシリーズ」など、ヒューマンスキル関連の研修をご用意しております。興味のあるコースがあれば、何なりとお問い合わせいただければ幸いです。

コミュニケーション関連資料

セミナーで紹介したコースの内容については、以下のリンク先をご覧ください。

その他の「今日からできる!」シリーズの研修内容は以下のリンク先をご覧ください。

  • 今日からできる!ロジカルコミュニケーション
  • 今日からできる!インタビュースキル基礎
  • 今日からできる!タイムマネジメント基礎
  • 今日からできる!発想力アップ
基調講演「空気を変える」

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