シックスシグマ・BPM
これまでシックスシグマは、製造業における改善手法と考えられてきましたが、今日では、サービス業を含むほとんどすべての業種で、業績向上のために使われています。このように、もはやシックスシグマは、単なる改善手法ではなく、マネジメント手法という認識に変わってきています。NECラーニングは、1999年から「ブラックベルト」の育成やシックスシグマ導入支援を行なってきた先駆的な企業です。

シックスシグマプロジェクト

経営上のインパクトの大きい問題を定義(D=Define)した上で、M=Measurement(現状の計数的把握)、A=Analysis(原因分析)、I=Improvement(対策立案)、C=Control(管理)というステップを経て、課題解決と定着化のご支援をいたします。
BPM (ビジネスプロセスマネジメント)

シックスシグマの考え方を活用し、クライアント企業殿が自らの問題を自ら解決していけるよう支援します。ステップ毎に、やるべきことと基本ツールの講義を受け、改善すべき問題に適用し、そのアウトプットをワークショップでレビューしていきます。このサイクルを回すことで、問題解決能力を向上すると同時に財務成果の集積につなげていくことができます。
シックスシグマを活用したPDCA実践講座
クオリティー改善は「経験・勘・度胸」ではなく、科学的なアプローチによって、効率的・論理的に進める必要があります。このコースは、問題発見・問題解決の考え方、アプローチ方法、そして基本ツールの習得に重点を置いています。クオリティリーダー向けのコンパクトなコースです。尚、オープンコースの他にカスタムメイドのコースもあります。
「シックスシグマ」ワンポイント講座
シックスシグマとは
σ(シグマ)とは、統計学の用語で分布の「バラツキ」を示すものです。そのσ、それも「6σ」という極めてバラツキの小さい状態にビジネス・プロセスを確立することを目的とした経営改革手法がシックスシグマです。つまり、ビジネスのあらゆるエラー、欠陥を「百万回のオペレーションで3.4回エラー、欠陥が生じるようなシステムを構築しよう」というものです。「百万回に3.4回エラーが発生するビジネスシステムを作る」という考え方は、従来のゼロディフェクト(ZD)運動とは発想が異なります。「ゼロ」は目標にしないのです。
シックスシグマを導入するかしないかは、意思決定の問題です。シックスシグマはZD活動を否定しているものではありません。目的に対するアプローチの方法がやや異なると理解すべきでしょう。
プロセス能力を評価する際に、従来は平均値に偏重していました。シックスシグマでは、「経営の敵はバラツキにある」としています。シックスシグマでは、バラツキについて下図のように考えます。COPQ (Cost of Poor Quality)とは、品質が悪いために発生するコストのことです。

これは氷山にたとえられます。氷山の見える部分は、“目に見えるコスト”です。一般的に売上高の5~8%と言われています。問題は、氷山の下、つまり、気を付けないと見えないエラーに起因するコストです。一般に見えるコストの3倍程度、つまり15~25%と言われています。
シックスシグマでは、このCOPQを金額で表します。金額表示することによって、初めて、全社共通目標との整合を図るインフラが完成するのです。このCOPQとCTQ(Critical to Quality:経営品質に決定的な影響を与える数少ない要因)を2つの指導要因としています。
シックスシグマの特徴
業務改善の手法は様々存在します。それらと比較して、シックスシグマ以下のような特徴を持っています。
<勘や推測ではなくデータ・数字・事実を重視>
現状を、顧客の不満度・損害の程度・期待利益の金額などのデータでつかみます。原因が何で、どの原因が一番影響力が大きいのかを数値で比較します。原因を潰し、損失をなくすために考えられる色々な対策案をデータで比較します。このように日々の判断や行動に数字を使いデータを活用するマネジメントの考え方がシックスシグマのベースになっているのです。
<優先順位に基づく判断・行動>
どの問題・課題に取り組むか、問題を引き起こしている原因のどれに注目して潰していくことが一番効果が得られるかを考えます。優先順位を決める基準は、発生している問題・課題の大きさ、すなわちCOPQ、経営上のクオリティが低いために発生したコスト・損害額です。CTQや顧客ニーズを数字で比較し、データで優先順位を決定するのが、シックスシグマの考え方です。声の大きい人の意見が通りやすい風土、成功体験にとらわれやすい傾向は排除します。
<現状-原因-対策を論理的に明確化する>
「原因はわかっている」とばかりに対策に乗り出し、結局は効果があがらなかったということはないでしょうか。シックスシグマではM(現状の計数的把握)、A(原因分析)、I(対策立案)、C(管理)の定着化というように順を追って問題に取り組むことで、真の原因を論理的に特定し、効果のある対策を立案、実行します。
<仕組みの改善、プロセス改革>
改善・改革が関係者の一時的な頑張りで実現したのではすぐに元に戻ってしまいます。問題を起こしている原因は仕事の進め方、仕組みの悪さにあるので、仕組みを変え、プロセスを見直すことによって初めて改善が恒久的なものとなります。
<大きな問題は、小分けして順に解決>
優先順位の高い問題は当然大きな問題なので、すぐには解決できません。これを大きな問題のまま解決しようとせず、縦横斜めに色々な切り口で分解し、小さな問題に切り分けた上で、重要度の高いものから順に取り組んでいきます。
<メトリック>
最後の特徴がメトリック、すなわち基準です。基準がなければ物事を判断することはできません。改善活動の場合は、目標値を決めなければ、いくら「改善しよう」、「頑張ろう」といったところで、うやむやなままにプロジェクトが断ち切れてしまいます。













