コースコード:SD223

システム開発のためのテスト技法(2日間)

コース情報

受講料
77,000円 70,000円
講習日数
2日間

コース概要

網羅率(命令網羅、分岐網羅など)を意識したホワイトボックステスト技法や、境界値分析やディシジョンテーブル、ペア構成テストなどのブラックボックステスト技法など、高品質なシステム開発のために必要なテスト技法の基礎知識を修得します。
「なぜそのテストケースを実施するのか」を説明するための知識を、グループ演習をとおして修得します。

開催形式
集合研修
研修サービス
テキスト

前提知識

以下のすべての条件を満たしている方
  • システム開発工程についての知識をお持ちの方。

到達目標

  • テストの重要性を理解して、テスト業務に従事できる。
  • 基本的なテストの種類を理解しテスト項目が設計できる。
  • 網羅率を意識したテスト項目、テストケースの設計ができる。
  • 境界値を意識したテスト項目、テストケースの設計ができる。
  • デシジョンテーブルを用いたテスト項目の設計ができる。

対象者

テスト技法を初めて学ぶ方・テストの経験はあるがテスト技法の基礎知識を整理したい方。

講師からのメッセージ

●本コースは2024年3月までのコースです。
2024年4月からの価格改定コースについては、こちらをご参照ください。

テストの目的、テストの位置付け、テスト作業の全体像を理解します。
また、テスト技法の位置づけ、代表的なテスト技法の種類と特徴を学びます。
講義と演習(個人およびグループ)を通じて、各種テスト技法の基礎知識を修得できます。

◆eトレーニングもあります◆
1~3章を以下のeトレーニングで提供しています。
テスト技法(eトレーニング A)

研修コースマップ

システム開発

品質保証

コース内容

1日目
AM
1.テストの概要
・テストの目的
・システム開発におけるテストの位置付け
・テストのライフサイクル
・テスト設計技法
・テスト結果の記録
2.ホワイトボックステスト技法
・ホワイトボックステストとは
・制御フローテスト
・[演習]演習1ホワイトボックステスト-問題1
PM
2.ホワイトボックステスト技法
・データフローテスト
・[演習]演習1ホワイトボックステスト-問題2
3.ブラックボックステスト技法
・ブラックボックステストの目的
・同値分割テスト
2日目
AM
3.ブラックボックステスト技法
・境界値テスト
・[演習]演習2ブラックボックステスト-問題1
・デシジョンテーブルテスト
・[演習]演習2ブラックボックステスト-問題2
・ペア構成テスト
PM
3.ブラックボックステスト技法
・状態遷移テスト
・ドメイン分析テスト
・ユースケーステスト
・[演習]演習2ブラックボックステスト-問題3
4.経験ベースのテスト
・経験によるテストの種類
・エラー推測
・探索的テスト
5.テストの進め方(フェーズごとの特徴)
・単体テスト
・結合テスト
・システム/総合テスト
6.テスト結果の記録
・テスト結果の記録概要
・問題処理票

お客様の声

・基礎から丁寧に教えていただき、理解しやすかったです。
・開発におけるテストの基本的な考え方が学べてよかった。
・業務内容が異なる人と同じ課題をしてみることで、自分が苦手とするところが見えました。テスト設計をするときに、考える観点を身に着けることが出来たので、明日からの業務へ役立つと思います。
・内容についての理解ができ、当初の目的だったテストの技法や考え方がよく分かりました。
・テスト工程における問題が分かったので、非常に勉強になりました。
・最後のディスカッションが楽しかったです。色々な視点があるのだと思いました。
・全体として演習問題を行うことにより、他の方と協力して進めることができました。

留意事項・備考

■本コースは、PDU対象コース(14PDU)(カテゴリーA)(サブカテゴリー:WoW)です。
※本コース受講は、PMP(R)受験資格とはなりませんのでご注意ください。

■弊社では、皆様の受講履歴を3年間に限り保管していますので、発行できる修了証書は過去3年間の開催コースに限ります。

■遠隔ライブ受講について■

<■本コース受講にあたっては、事前の準備が必須となります。>
 
お申込みの前に、事前準備をご確認ください。また、ご受講の際は、必ず研修開始前までにご準備ください。
◎事前準備
◆遠隔ツール :Zoom

Zoomに関する準備手順は、Zoom受講マニュアルよりご確認ください。

◆教材 :電子教材
 研修開始7日前以降に送付いたします。以下の件名のメールよりダウンロードしてください。 
「[開催番号]NECマネジメントパートナー 研修サービス 教材/補助資料ダウンロードURL通知」

◆グループワーク:あり

◆その他:OneDrive
 本コースは研修内でOneDriveへのアクセスが必要となります。
 ご受講の際は、
OneDrive(接続テストフォルダ)
へのアクセスが可能かどうかご確認ください。

開催スケジュール詳細・お申込

開催スケジュールは、日程が決まり次第掲載致します。

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